お母さんは、子どもの幸せを願ってます。
一方で子どもがわからなくて、焦ったりときには恐くなることも。
だから『いじめられても大丈夫』
そんな子どもでいて欲しい。
子どもにとってつらい学校、なら残るのはご家庭のみ。そして一番近くにいるのはお母さん。子どもから見てお母さんは、自分をどうにでもできてしまう怖い対象でもあります。
もしお母さんに自分を否定されたら?
子どもは何年もの間、一日中死の恐怖に怯えることに。
そんな苦しみ、誰にも耐えられません。
それができる子どもは、自由で活き活きしています。
お母さんだけが、そんな子どもの生き方を認めてやれるのです。
その唯一の方法が、子どもの気持ちに合った「お声がけ・ほめ・叱り」なのです。
これは単に甘やかすこととは、違います。強く明るい人になるための必要なステップなのです。 叱った方が・それともほめた方が良いのか?
迷ったことはありますか?
そういう議論は教育の現場でも、あります。でも・・。
『誰が』『何を』正しい褒め叱りと判断できるのか?
人より優れれば褒められ、劣れば叱られるのか。それも無意味だ。
子どもに接するには『その子の個性ある気持ち』を知ってあげる。お母さんの気持ちを押し付けないこと。褒め叱りは『子どもが本来持つ思いに沿った』ものでなければならないのです。
実際には人間同士だけど、それほどの違いがあなたと子どもにはあります。イルカの子にとっては、木登りは苦しいだけで無意味なのです。
だから、『褒めるか、叱るか』ではなく多様な各々の子どもの『どこを褒め、どこを叱るか』が大切。
猿の子が、木登りをさぼれば叱ってやる。イルカの子が、上手に魚を取れたら褒めてやる。
生身の人間は、24時間子どもに注意を向けていることなどできない。昔は、大家族・あるいはご近所さんもよその子育てに参加していました。
でも今は誰も協力などしてくれない。都合のいい時だけかまうご主人や義親さん・ママ友から無責任な批判を受け、不安や苛立ち・孤独も悲しみも感じられることでしょう。ついつい、大切なはずの子どもに当たってしまうことも。
私は、子育てセミナーを主催してきました。子育て悩み相談に来られたお母さんは、125人中107人、ほぼ全員がご自身に問題がありました。
それは、『お母さん自身が、自分の本心に素直に生きてない』ということです。子どもと同じく、お母さんも『ご自身の気持ち』に素直に沿って生きれなければ苦しいのです。
お母さんと子どもが、
安心した一体感を。
ですから、その方法は『簡単で単純で毎日使える』しかも『絶大に強力なもの』でなければなりません。
お母さんの話も、目を見てきちんと聞いてくれ、お母さん手作りのお食事をゆっくり味わって食べてくれる。『ありがとう・ごめんなさい』も言える。そんな子どもの変化に、きっと驚かれることでしょう。
そのときのあなたは、すうっと気持ちが軽くなってついつい微笑んでて。
もう、自信に満ちたお母さんに。
お母さんの楽しそうな姿はまた、子どもの最高の喜びでもあります。
そして、それを手にいれるためには・・・しかも今すぐに。